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SQL Serverでデータを更新するために使用するUPDATE文の使い方を紹介します。
基本形
基本的なUPDATE文の利用方法を紹介します。
構文
例
学生のテストの得点を管理するテーブルを更新します。
使用データ
StudentScoreテーブル
StudentID | Name | Score |
1 | 山田太郎 | 90 |
SQL
結果
StudentID | Name | Score |
1 | 山田花子 | 80 |
SELECT結果で更新する (from select / join)
SELECT結果をもとにテーブルを更新する方法を紹介します。
なお、複数のテーブルを結合(join)して取得した結果をもとに更新する方法もあわせて紹介します。
構文
例
学生のテストの得点を管理するテーブルを 、別のテーブルのデータを利用して最新化します。
※学生IDが1のレコードのみ更新します
使用データ
StudentScoreテーブル
StudentID | Name | Score |
1 | 山田花子 | 80 |
UpdateScoreテーブル
StudentID | Score |
1 | 50 |
SQL
結果
StudentID | Name | Score |
1 | 山田花子 | 50 |
複数の条件で更新する(CASE式の使用)
CASE式を利用することで、複数の条件で更新できます。
構文
例
テストの点数が80点以上なら合格、それ以下なら不合格とします。
使用データ
StudentScoreテーブル
StudentID | Name | Score | Result |
1 | 山田太郎 | 90 | NULL |
2 | 鈴木一郎 | 50 | NULL |
SQL
結果
StudentID | Name | Score | Result |
1 | 山田太郎 | 90 | 合格 |
2 | 鈴木一郎 | 50 | 不合格 |
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