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数年前に業務で1年間Androidアプリの開発をしていましたが、再びやることになったので復習と最新の知識をキャッチアップするために購入しました。
以前に第1版を購入して分かりやすかったので、同じシリーズの最新版である本書を選びました。
対象読者
本書はJavaの知識があるAndroidアプリ開発の未経験者を対象にしています。
そのため、Javaをやったことがなければ、入門書を1冊こなしてから取り組んだ方がいいです。
本書の著者がJavaの入門書も出しているので、検討してみてください。
書籍の内容
網羅性
Androidの概要説明からGoogle Playでアプリを公開する方法まで、幅広く取り扱っています。
使用頻度が低い機能、例えばハードウェアの機能などについては、特に重要なものをいくつかピックアップして紹介しています。
なお、kotlinは対象外のため、Kotlinで開発する場合は別の書籍を選ぶ必要があります。
基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 Kotlin対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン (CodeZine BOOKS) |
分かりやすさ
サンプルコードが多く、図解の説明も多いため分かりやすく感じました。
また、Android特有の言葉についてはほぼ確実に解説があるので、いちいち自分で言葉の意味を調べなくてよい点はありがたいです。
面白さ
機能ごとに独立して解説するので、アプリを作る楽しさを感じづらいです。
楽しみながら学ぶことを重視する場合は、こちらの書籍のように本番に近いアプリを作りながら学ぶ方がいいと思います。
読書時間
私は記載されているサンプルコードをAndroid Studioで書きながら読みました。
サンプルコードを書きながら進めると、およそ1時間に10-15ページ進みました。
読むだけのページもあり、その場合は1時間に20-30ページほどです。
合計で約600ページあり、読み終えるまでに40-50時間かかりました。
おすすめの読み方
サンプルコードを書きながら読んだ方が、記憶に残りやすいのでおすすめです。
ハードウェアの機能の細かい使い方や、アプリの公開方法などは実際に使う時に再度読めばいいので、初めに読むときは流し読みで充分だと思います。
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