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基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 Kotlin対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン (CodeZine BOOKS) |
業務のAndroidアプリ開発でKotlinを使うことになったので、初めてKotlinを学習するための入門書として本書を読みました。
入門書は他にもありますが、下記の理由で選びました。
- 発売されたのが最近
- Androidアプリ開発に特化しているので、業務で最低限必要になる知識を素早く習得できる
- 著者の書籍を読んだことがあり分かりやすくかった
対象読者
本書は最低限のプログラミング知識があり、KotlinでのAndroidアプリ開発が未経験な人を対象にしています。
プログラミングの基礎をわかる前提で記載されているので、プログラミング未経験者には難しいです。
書籍の内容
網羅性
Androidの概要説明からレイアウトの細かい設定まで幅広く扱っています。
Kotlinの詳細な解説はないので、業務で使うためには別でKotlinに特化した書籍が必要だと感じました。
そのため、次はKotlinの詳細を扱った『Kotlin インアクション』を読む予定です。
分かりやすさ
著者の他の書籍同様、サンプルコードや図解を豊富に用意しているため、分かりやすかったです。
面白さ
機能ごとに独立して解説するので、作る楽しさは感じづらいです。
読書時間
合計で約400ページありますが、約6時間で読みました。
JavaでのAndroidアプリ開発の方法は知っているので「Kotlinではどう書くのか」という点に絞って必要な箇所だけ読みました。
Androidアプリ開発が未経験の人が、サンプルコードを全て写経した場合は20-40時間程度かかると思います。
Kotlinのメリット
下記の点がKotlinのメリットだと感じました。
- Nullチェックの手間が減る
- 型宣言なしで変数を宣言できるのが楽
- 非同期処理が簡潔に記載できそう(書籍にはAsyncTaskを使った方法が記載されていたが、Coroutineを使えばもっと簡潔にかけそう)
他にも細々した点がJavaより便利そうだと感じたので、引き続き学習して理解を深めるつもりです。
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