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SQL ServerはNULLの場合の動きが独特なので、忘れないようにまとめます。
関数
下記の関数の引数にNULLを渡した場合、エラーになりそうですが結果はNULLになります。
- CONVERT
- DATEADD
比較
テーブル結合時のNULL
INNER JOINの結合条件(ON句)の列にNULLがある場合、下記の動作になります。
条件がイコール(=)の場合
- お互いの列がNULLでも不一致扱いになり、対象レコードは取得できない
条件がノットイコール(<>)の場合
- 一方の列がNULLもう一方がNULL以外でも不一致扱いになり、対象レコードは取得できない
- お互いの列がNULLでも不一致扱いになり、対象レコードは取得できない
条件がIS NULLの場合
対象の列がNULLであれば一致扱いになり、対象レコードが取得できる
NULLを考慮する場合はIS NULL(もしくはIS NOT NULL)を使いましょう。
検索時(WHERE)のNULL
WHERE句で指定した列にNULLがある場合、イコール(=)でもノットイコール(<>)でも対象のレコードを取得できません。
NULLを考慮する場合はIS NULL(もしくはIS NOT NULL)を使いましょう。
文字列結合の際、NULLがあると結果はNULLになる
集約
GROUP BYで指定した列にNULLが含まれる場合、NULLで集約します。
SQLスキルを高めるためのおススメ書籍
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