最近はじめてRaspberry Pi 4を購入しました。
初心者にはわかりづらい点があったので、初心者目線で購入して初期設定するまでに何が必要なのかをまとめます。
目次
スターターキットがおすすめ
私が購入したのはLABISTSのスターターキットです。
新品価格 |
Raspberry Pi は単体では動かず様々な周辺機器が必要ですが、このスターターキットは一通りそろっているので、必要な周辺機器がよくわからない人におすすめです。
4GBと8GBがありますが、私はそこまで高性能でなくてよかったので4GBにしました。実際使ってみて4GBで特に不満はありません。
スターターキットに足りないもの
初期設定で必要なもののうち、スターターキットに含まれないものがあります。
- 有線のマウス
- 有線のキーボード
- 有線LAN
- ディスプレイ
初期設定には上記が必要なので、手元になければ購入する必要があります。
無線の機器も使える場合があるようですが、私が確認した限りでは有線の方が確実に動作するそうです。
なお、初期設定後は有線の機器は必須ではありません。
スターターキットの組み立てと初期設定
スターターキットの組み立てと初期設定はこちらの動画がわかりやすいのでおススメです。
セキュリティ対策
スターターキットを組み立てた後は、下記ページを参考に最低限のセキュリティ対策をしましょう。
(参考) ラズパイ入手したらまずやること、デフォルトユーザーとSSHログイン認証を変更する
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1912/11/news022.html
上記ページではrootユーザーのパスワードを変更していますが、さらにrootユーザーを利用不可(ロック)にするために、下記コマンドを実行しましょう。
sudo passwd -l root
続いて、上記ページの後編であるこちらもやりましょう。
(参考) 「ラズパイの穴」を埋めるために、不要サービスの確認とOS自動更新を実装する
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1912/18/news026.html
※ 私はVimを使うことに慣れていなかったので、下記のページを参考に進めました。
(参考) Vimの使い方 基本操作まとめ
http://motw.mods.jp/Vim/command.html#mode
※ TeraTermの使い方も詳しくないので、こちらを参考にしました。
(参考) Raspberry PiをWindowsで操作する
※ 私が購入したラズパイ4では、上記ページの方法ではSSHの有効化ができなかったので、下記ページの方法で実施しました。
(参考) ラズパイへのssh接続を有効化する方法
https://qiita.com/m4saka/items/e79f8a4b4e24dcd99406
リモート接続設定
普段使っているPCからRaspberry Piを操作できると便利なので、リモート接続の設定をしましょう。
CLI環境の設定
Windows10であれば、2018年以降はOpenSSHというSSH接続ソフトが初めからインストールされていて、Configファイルを設定すればTeraTermなどよりも素早く接続できるのでおすすめです。
https://qiita.com/c60evaporator/items/2384416f1122ae124f50
GUI環境の設定
デスクトップ接続にはVNC Viewerが便利です。
(参考) WindowsからRaspberry Pi 3 Model B+にリモート接続する
https://qiita.com/NagaokaKenichi/items/edab135b4118a47c821c
HDMIケーブルを接続せずにリモート接続する
上記ページの方法ですと、Raspberry PiをディスプレイにHDMIケーブルで接続している時だけしかリモート接続できません。
下記ページを参考に、HDMIケーブルなしでリモート接続できるように設定しましょう。
(参考) VNC ViewerでRaspberry Piに繋ぐときCannot currently show the dekstop
日本語設定
初期では日本語入力ができないので、下記ページの「4.フォントのダウンロード」以降を参考に日本語入力できるようにしましょう。
(参考) ラズパイを買ったらそのあとは?地獄の初期設定をしよう【OSインストール・日本語設定編】
WiFi接続と固定IPの設定
有線LANだと毎回ケーブルが必要になるため、WiFiへ接続するようにしましょう。
また、IPが変わると別PCからのログインができなくなるので、固定IPを設定します。
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