私はソフトウェアエンジニアとして働く中でたくさんのミスをしてきました。
その中で、ミスを防ぐために有効だった方法を紹介します。
誰がやってもミスをしない仕組みを作る
新人の時の経験ですが、WEBサイトを本番環境に公開する作業を担当していました。
本番環境に公開するには、複数のファイルを複数のフォルダにアップロードする必要がありました。
手順書は作成済みでそれに従って作業すれば良いのですが、ファイル数・フォルダ数が多く、間違えないように実施するのが大変でした。
ある時、ファイルを間違ったフォルダにアップロードして、本番環境でWebアプリが正しく表示できないミスをしました。
当時の上司からは「手順書通りにやればいいだけなのに、なぜこんな簡単なことができないのだ」と怒られました。
不注意を反省ましたが、「手順書があっても、複雑な作業を手動で行っていれば必ずミスが起きるのではないか。そもそも、誰がやってもミスが起きようがない仕組みを考えることが大事なのでは?」と考えました。
それ以来、「誰がやっても不具合を起こさない仕組み」を作るために、手順を工夫したりシステムを導入したりするようになりました。
ミスをしない仕組みを作るために、特に有効なのが人手を介さない仕組みを作ることです。
例えば、ソフトウェアのリリースであればリリースを自動化するサービスがあるので、それを利用します。
ただし、サービスを利用する際はセキュリティ上の懸念を解消する必要があるので、情報システムや法務などの部署に確認をとった上で進めましょう。
ノウハウを共有する機会を設ける
すべての作業をシステム化すればミスは起きませんが、設計やプログラミングなど、どうしても個人の技量に左右される作業があります。
個人の技量に左右される部分は、技量を向上するための取り組みをしなくてはいけませんが、その際に有効なのは複数人で集まってノウハウを共有する機会を設けることです。
単に規約やチェックリストに記載しただけでは読まない人もいますが、場を設ければ確実に聞いてもらえますし、具体的にミスした体験を聞くことで、記憶に残りやすくなります。
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